--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015-02-02
こんばんは。
まだ池島ゆたか監督の作品はおやじ男優Zと合わせて四作品しか見ていないので、こうと決めつけてはいけないと思うのですが、ピンク映画三作品を見た感想を書いておきます。
『痴情報道』『痴漢電車 開いて濡らす』『人妻を濡らす蛇-SM至極編-』
これ等を纏めて言うと、退廃的で尚且つ混沌とした世界観が映像全体に広がっている。これかな。
どの作品もストーリーに一貫性は当然ながら無いのだけど、世界観が池島ゆたか監督の色を発しているから、もしかしたら監督名を見なくても池島ゆたか監督作品は見た瞬間に分かるかも。それくらいに癖が強い。良く言えば個性的、悪く言えばって、そこは無い。悪い部分がないから困る。敢えて言うならば、監督の色にハマったら他が見れなくなる…かな。
それくらいに、監督の作品は個性が溢れていて、脳内を刺激してくれる。
上映時間60分の中で、淫靡で乱れて、非情冷徹、無様で滑稽。堕ちて堕とされる女達。気が触れてしまう男達。日常の中に潜む、人間の醜さと常識人的な部分。表裏一体となった人間模様を違和感なく魅せてくれた。ただのエロじゃない。人間がある。人間がいる。下半身を揺さぶれる女達の中にドラマがある。そして、同様に腰を振る男達にもドラマがある。殺伐とした世界なのにエロいってなに?
おやじ男優Zしか知らなかったから、また違う角度から池島ゆたか監督が伺い知れた気がする。
すっごく魅力ある作品ばかり。またTSUTAYAで借りよ。今度はもっとたくさん借りるんだぁ。全部見たい♪
ピンク映画の良さが分かったよ( *´艸`)