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2015-08-01

今、思うこと

こんにちは。
あまり更新しないブログを久々に更新してみました。

今、思うこと。

様々な想いの中で日々を過ごしていて、その中でよくぶつかっていたのが、自分は何者なのか。
って、私自身はただの一風俗嬢だと思っていて、それは事実であり、揺ぎ無い私のアイデンティティです。風俗嬢という肩書きが無くなってしまったら、私という存在は消えてしまう…といっても過言ではない。確固たる職業であり、肩書きです。

ただ今現在はそこに、ライター・演者・イベンター・緊縛モデル…等々の付属がついて回っているので、私を知らない人からしたら、月緒って一体何者なの?こんな風に捉えられてしまう事も多々ありなんですよね。なので聞かれたら『ただの風俗嬢』と答えています。

少し前に、もう舞台に立つのを辞めると言いました。その件について自分で決めたあとに信頼をおける方々に相談したら、背中を押して下さって、これからも続けていく決心がつきました。いつも迷っています。いつも悩んで、いつも自信が無くて、馬鹿みたいに一人で答えを出そうとする。いい歳をして人との付き合い方だっていつも手探り状態。そして壊してしまう場合もある。不器用なんて可愛い言葉じゃ済ませられないくらい空回りばっかり。カッコイイ生き方をしたいのに出来ない。そんな自分が嫌で、毎回自己嫌悪の嵐。だけど、この業界に足を踏み入れて短いのに、気が付いたら沢山の方に見守られて、守られて、助けてくれる。だから自信を持って言える様になりました。『ただの風俗嬢だけど色々とさせて頂いています』って。長いけど、これが一番しっくりする言葉かな。

最近は風俗嬢よりセックスワーカーという単語が出回っているのだけど、《風俗嬢》という言葉が大好きなので私はセックスワーカーだと名乗りたくないんです。いつまでも風俗嬢と言いたいし、これからもっと堂々と自信をもって風俗嬢としての言葉を外に発していきたい。

時々、風俗嬢の子で私に自分を重ねて未来を見るとの話を聞きます。少し前はこれがプレッシャーでした。何者にもなっていない私に未来を重ねたって何も見えないよ、としか言えなかった。

でも、重ねて見てしまう気持ちが凄く分かるから見ないでとも言えなかった。だって、他の仕事に就かず風俗だけを生業にしていたら、将来が不安で怖くなるのは当然だもん。ほんの少し先の未来なのに何も見えない真っ暗闇で、何をどう動いて風俗から普通の生活になれるのか分かるようで分からない。こんなの考え出したら恐怖でしかない。若くて風俗嬢として通用する間はいいけど使い物にならなくなったら、どうしたらいい?そうした中で、風俗歴20年の外の世界を何も知らない女がいきなりライターなんて肩書きを引っ提げて出て来た。月緒が出来るなら自分もどうにかなるかもしれない、こんな風に思うのも有りと言えば有りなのかも。月緒の名を語っている私自身でさえ未来なんか見えないんですけどね。

けど、努力次第で人生は幾らでもやり直しが出来る、って私を見本にしたい気持ちはあるから頑張ります。
結婚を選択肢に入れず、まっさらなゼロからスタートで外の世界に出た私が数年後、どうなっているのか私自身も楽しみで仕方が無いから、ただただ今ある物事に全力で頑張るのみですね。

風俗嬢のみんな、頑張らなくていいから自分らしく生きて欲しい。
迷い道に踏み込んでも、負のループに陥っても、自分を見失わないで欲しい。
そして無理はしないで。このお仕事は精神を物凄く削がれてしまうから、自分を見失うとどこまでも落ちちゃうからね。相談できる場所や人が必要なのに、まだあまり無いのが現状なんだよね。こんなにネット社会なのに一人で悩んでいる風俗嬢は多いから、そこもどうにかしたいなって思うんだけど、今の私じゃ何も出来ない。もっと力を付けなきゃ。ってことで、こうした部分も目標となっているの。その為にも十月の『風俗嬢のカラ騒ぎ』は成功させたいな。あ、宣伝になった?ww

今夜はビアンイベントのスタッフをしてきます。
もう三年くらいスタッフをしているけど、これも風俗嬢である私がビアンイベントのスタッフをしていいのか迷い悩みながら、それでもここに居てもいいと言ってくれる人がいるから続けていける大事な居場所です。

楽しんできます(*´ω`*)



2015-05-25

恋愛とやらを考えみた

こんにちは。

元カノさん、最近忙しいらしく構ってくれない( ˘•ω•˘ )
付き合っていた頃、一時間後に会うというのにメールを何十通もしていたり、会わない日は電話を何時間もしたり、出歩く街を限定されたり、人と話すのを制限されたり、話した時はそれだけで別れる別れないの一大事になったり、同じ仕事なのに私が仕事をするのを嫌がったり、仕事が出来なくなったり、ある意味囲われ生活になったり、誰も入れない、誰も覗けない、誰もが知らない二人だけの世界を構築して、そこにいたんだけどね。終わればそんなものだよね。

とはいえ終わらせたのは私…なのかな。
ある日、ふとね、このままじゃ二人ともダメになると思ったんですよね。

居心地は悪くなかったの。沢山たくさん泣いて、やらたと苦しんで、この人がいなくなったら何も無くなってしまう、そんな恐怖心が常にあったけど悪くはなかったよ。でも、辛かった。

私は感情をストレートではないけど、それでも伝える方。けど、元カノは殆ど言葉にしない。「言葉にしなくても分かるでしょう?」とまではいかないにしても、肝心な時の言葉はないから元カノが私に対して何を想い何を考えているのかは、ずっと分からなかった。だから、言って欲しいと強請ってみたり、お願いしてみたりしたけど、それは聞いて貰えなくて、言えば言う程に元カノの口も行動も堅くなった。その代り…なのかな、物は沢山貰った。プレゼントはいっぱい。でもね、プレゼントは嬉しいけど私が欲しいのは物ではなく、元カノの言葉や行動だったから徐々に寂しくなっちゃった。

人に何事でも求めるって浅ましくて、卑しい行為だと思うの。特に恋愛は。普段は、見返りを求めないagapeの気持ちを宿していたい、そう思うんです。なのに恋愛って怖いね。その気持ちが薄れて、いつの間にか求めてばかりになる。大抵、そうなると相手は応えてくれなくなるのにね。

人って面白い生き物で、親しくなって感情面の距離が短くなると変な押し問答が始まる。押す人間と逃げる人間、この不毛なやり取り。言わなくても互いに理解し合えるのが理想だけど、現実はそういかないし、そうなるまでには時間と多くのコミュニケーションが必要だと私は思う。最初から分かり合えた関係なんて無いもの。相手は私を分かった気になっているのだろうけど実際は何も分かっていなくて、言葉にしないぶん態度で圧を掛けている。無言の圧力を掛けられると次第に相手の求める人物像に作り変えられている。気が付いた時には自分を無くしていて、それでこのままじゃダメになると思って別れを選んだ。でも、最初から静かに寄り添える関係を築ける場合もあるんだよね。私には出来なかったけど。

恋愛ってなんだろうって考えて、こんな内容を書いたのね。

依存恋愛は本当に愛があったのか、想われていたのか、私は好きだったのか、愛していたのか、終わってしまうとそんな疑問が出た。心の痛みばかりが前に出ていたから、愛されていた事実や必要とされていた想いが曖昧に濁ってしまったのは残念。絶対に愛されて必要とされていたのにね。

だからかな。今でもこの元カノがプレゼントしてくれた物を使っています。お財布やペンケースとか、他にも時々身に付ける腕時計とか。それは元カノも同じ。私がプレゼントした物を今でも使っている。もう元カノの心も、私の心も、結び付かないけど、物を使っている事でお互いに懐かしんでいる部分がある。二度と戻らないからこそね。皮肉なもので、当時は物を貰っても寂しさばかり募っていたのに、最終的には物だけが残って二人の思い出となった。

恋愛って、互いに想い合えて触れ合えて、支え合えて、高め合えて、傍にいなくても心が近い。これが理想だけど、そうは上手くいかない。そんなもの。分かっているのに始まってしまうと、感情をかき乱れて普段の自分でいられなくなる。特に最初の頃は。自分のペースで、自分らしく、出逢った頃の好きになってくれた私のままでいたいのに、維持するのが難しかったり。それでも、いつかまた誰かを好きになるのかな。愛してしまうのかな。人を好きになるのは苦しいけど、泣きたくなるくらい素敵なことだからね。この人になら泣かされてもいい、私の全てを見せてもいい、この人にしか見せない自分がいた、そう思えたら最高。そんな人に出逢える事自体が幸せなんだよね。



元カノさん、何をしているのやら(´゚д゚`)

2015-03-11

気にして気にして、自滅した


こんにちは。
コートダジュールに移って10日程が経ちました。
嬉しい事にたくさんのご予約を頂きました。ありがとうございます♡

なんかね、いつも思い出す言葉があるんです。
『まだ月緒は実力を出し切っていない。お前の限界はそこじゃないだろう?』
というある店員さんの言葉。吉原に来る前。月緒を名乗る前の話です。

この当時、私は指名に固執していませんでした。指名はあったら嬉しいけど、無くても構わない。無きゃないで楽。そんな感じで仕事の内容も手は抜いていないだろうけど、お客さんの感想も《可もなく不可もなし。次回の指名はどっちでもいい》そんな接客をしていました。

昔、指名に拘り過ぎて疲れちゃったんですよね。
出勤時間、全てお客さんで埋まっていないと不安になって、出勤したら接客した数の半分以上は指名でないと不安、指名ばかりで数日が経つと、それはそれでフリーの新規開拓が出来ないと不安に、お客さんが常に続いていないと不安、十分だって休憩が出来ると不安、毎月の指名本数が心配、上位三以内の入っていないと不安。

もーーーーー不安ばかり。

指名本数もお店が把握している数と私が把握している数って違っていて、たとえばお店に『月緒指名』で入ったお客さんと、二千円の指名料を払うのはちょっと…でも月緒がいいから写指で入ったお客さん、この二通りがあったんです。
本指と写指。これだと私に入るお給料と月の指名数に大きな違いが出てしまうんですよね。けど、それでも前回ついたお客さんが私に戻ってくる事が大事だったので私には不満が無かったんです。ただ、月の指名数がそのおかげで三位以内を死守するのに大変でしたが。

指名…というよりも、私を求めてくれる、私を必要としてくれる、これに重きを置いていたのか、やはり数字に拘っていたのか。どちらもなんでしょうが、それでも疲れます、こんな状態は。

指名って一人の戦いみたいなものかな、って。
女の子達の接客スタイルは千差万別。皆が一様に違う。自分だけの接客スタイルでお客さんを獲得していく。女の子に聞いたとしても、参考にならないと思っています。なので、指名争いは常に自分自身とでした。自分が満足のいく結果を、後悔はしたくないから、そして指名があれば暇な時期も稼げるから。その気持ちだけでやっていました。誰にも相談せず、一人で不安を抱えて、一人きりで物事を全てこなしていく、こんな状態だったので、いつしか壊れました。

ある日、二人のお客さんをこなしてから店員さんが私の元にきて言いました。『アンケートが二人とも90点だったけど、どうしたの?』と。それまでのアンケートは全て100点だったんです。90点なんて取った事がありませんでした。この結果に私も落ち込みました。そして、店員さんが『今日はもうゆっくりしな』そう言って早上がりさせてくれました。

暫くして持ち直しましたが、それでも指名に対する不安や焦りが消えなくて、他にも家の悩みもあって、毎日胃薬を飲んで、頭痛薬を飲んで、時々バリウム飲んでの検査をして、それでも指名に対する執着が消えなくて。そこにしか自分を認められる場所が無かったんですよね。深くて大きな承認欲求を指名という分かり易い形で示そうとして、ね。そりゃ、壊れるよね。

けど、何があったのか、切っ掛けが何だったのか今でも分かりませんが、ある日全てを気にしなくなりました。何を気にしたって物事は動く時は動くし、動かない時は動かない。壊れた自分にお客さんがつくわけがない、何よりも自分が疲れる。疲れる事は止めよう。そう思えたんです。それからは胃薬も頭痛薬も手放して、指名も一切気にしなくなりました。

で、そうした中で言われたのが冒頭の店員さんの言葉です。
これを言われた時に思い出したのが、過去の指名に溢れていた自分。指名=自信に繋がっていた自分。けれど数字に追われて疲れた自分。やろうと思えば、きっと昔の様に動けるかもしれない。けれど過去は過去。今は無理かもしれない。最高頂の自分と、どん底の自分。どちらの感情も知っているから、返事が曖昧になりました。
約束なんて出来ない。したところで結果を出せる自信なんか微塵も無かったし、また指名を気にし過ぎて自滅するのも嫌だったし。結果的に、その店員さんの言葉の通りに指名を盛り返す事は出来ました。でも、数字的には微々たるもの。昔に比べたら遥かに少ない。それでも店員さんは『ほら、俺の言った通りだった。お前はやればできるんだよ』と言って誉めてくれたんですよね。

指名は大事だし、お店に貢献する分かり易い形。自分の為でもある。なによりも、来てくれたお客さんが笑顔で帰ってくれた、満足してくれた、その延長線上にあるのが指名という結果がある。だから、常に全力で頑張らなくていけないんですよね。今は多くの事が吹っ切れたのか、仕事をプライベートの様に楽しんでいるので、この先に指名があればいいなーなんです。私もお客さんも楽しんで気持ち良くお遊びが出来たらいいなーって。その気持ちが強いです。

もともと人と競うのが大嫌いで、誰かが私と競おうとするなら速攻で白旗を上げます。幾らでも勝ちを差し上げます。
それに学校では競う事で負けん気を育てるので大切なんでしょうが、風俗の世界は誰かと競うのではなく己との戦いなので、余計に人と比べたり争ったり競ったりするのは嫌いなんですよね。
けど、自分に対して私が競うのは好きです。自分対自分。私が満足したいなら、私が笑いたいなら、私が喜ぶなら、私はその為に頑張ります。怠惰な自分と戦うし、発破を掛けます。なによりも、満足行く結果も実力も無いのに勝手に人をライバル視して、競争のスタートライン立たせようとするなんてどれだけ身の程を知らないのか…と思うので。

自分の実力が分かっていればライバルなんていない。いるのは己のみだから。

今は、楽しくお仕事をした結果に指名がついてくるといいな~~って。お客さんが払ったお金の価値以上の仕事が出来たらいいな~って。私と遊んで良かったって思って貰えたらいいな~って考えています。

今日と明日はお仕事はお休みでライター業に集中します(*´ω`*)

明後日、気持ちが良いお仕事が出来たらいいな。
お仕事でもイク時ってあるよね?私、すぐイク時は早いww
この間、お客さんが玩具を持ってきてくれて、何度もイッちゃったの。あれ本当に気持ちがいいよね。玩具が好き過ぎて辛い(笑)

〆に馬鹿な話でごめんなさい。けど、気持ちが良い事って心にも体にもいいよね。SEXって心身に効果抜群の栄養だよね?


2015-02-05

レズビアンに対して…云々


こんにちは。
ちょっとばかり思った事をつらつらと書きます(*´ω`*)


レズビアンとして生きてはいるけれど、私の仕事が風俗な為に『両性愛者』として捉えられる場合があるので、そこの辺の話を書こうかなって。

これを書くと真性のレズビアンには嫌悪されるんだけど、私の場合男性でも女性でも気持ちが良ければ性別は関係無いんです。恋愛の精神面だけが女性を求めるだけで、恋愛を抜いた快楽面はなんでもいいんです。獣姦は嫌だけど。そうなると『バイ』とも違う。だって男性とは恋愛しないから。恋愛だけは、どうしても男性とは難しいかな。

これは私自身のメンタル的な問題なので今回は置いておくとして、今回は男性の言う『男を知らないのは勿体無い』という言葉について。

これ何回聞いても、単に《一物を挿入しないのは勿体無い》=《SEX》なんですよね。肉体的な部分のみで、精神的な部分には全く触れていない。これって、男女のSEXにも言える事ですが、女性は心を溶かす事でより一層に大きな快楽を得られるに対し、男性は快楽的な神経が前面に出ている。心も大事ではあるけれど、肉体が求める快楽を優先させる方が多い。

だから男性は、レズビアンで男を知らないと聞くと《一物を…(以下同)》となる。

こうした違いがあるから仕方が無いんですけど、でも少しは知って欲しいと思うんです。快楽だけでレズビアンでいるのではないと。精神的な部分で女性を求めてるのだと。女性を愛する女性。これがレズビアン。だから、まずは男性の内面的な良さを教えて時間を掛けて心を解してあげないとね。でないと、ビアンにとって男性とのSEXは苦痛以外の何物でもない。つまらなくて、時間の無駄。快楽なんて一欠けらだって感じない。ただ、男性の欲求を埋める道具みたいになってしまう。

それに、私が快楽を優先する人間だから余計に言ってしまうのかもしれないけど、男性が意気揚々と《男を…以下同》の言葉の中にはちゃんとテクニックがあるのかが気になります。男性を知らない女性とやりたいだけでなく、ちゃんと感じさせて満足させられる物を持っているのかが、すっごく重要。

前戯そこそこ、テクニック下手、それで挿入だけ頑張るとか、もう…(;´Д`)正座させて小一時間ほど問いたい。そして指導したい。女の体を身体として扱うのはよしなさいと。レズビアンの穴に挿入したかっただけじゃないのって。勿論、女性の扱いが上手で心も体も大事に扱ってくれる人はいます。でも、《男…以下同》を言う人は殆ど自己満SEXしか出来ない。だって、これを言った時点でレズビアンの心を一切無視しているんですから。

私も風俗の世界にいなかったら、真性レズビアンだったのかな?とはいえ、そんなの今更な話だし、振り返ったっていつまでも風俗嬢の自分しか思い出せないから、そこはもういっか。それに、気持ちがいい事がなんでもしたいし、いつまでも男女共に楽しみたいし、私は。

とりあえず、男性を知らないレズビアンに対して《男を知らないのは勿体無い》は言わない方がいいというお話でした。




書いてたら発情してきた(笑)
気持ちいい事がしたいです( *´艸`)♡


2015-02-02

ピンク映画三本見たよ


こんばんは。

まだ池島ゆたか監督の作品はおやじ男優Zと合わせて四作品しか見ていないので、こうと決めつけてはいけないと思うのですが、ピンク映画三作品を見た感想を書いておきます。

『痴情報道』『痴漢電車 開いて濡らす』『人妻を濡らす蛇-SM至極編-』

これ等を纏めて言うと、退廃的で尚且つ混沌とした世界観が映像全体に広がっている。これかな。
どの作品もストーリーに一貫性は当然ながら無いのだけど、世界観が池島ゆたか監督の色を発しているから、もしかしたら監督名を見なくても池島ゆたか監督作品は見た瞬間に分かるかも。それくらいに癖が強い。良く言えば個性的、悪く言えばって、そこは無い。悪い部分がないから困る。敢えて言うならば、監督の色にハマったら他が見れなくなる…かな。
それくらいに、監督の作品は個性が溢れていて、脳内を刺激してくれる。

上映時間60分の中で、淫靡で乱れて、非情冷徹、無様で滑稽。堕ちて堕とされる女達。気が触れてしまう男達。日常の中に潜む、人間の醜さと常識人的な部分。表裏一体となった人間模様を違和感なく魅せてくれた。ただのエロじゃない。人間がある。人間がいる。下半身を揺さぶれる女達の中にドラマがある。そして、同様に腰を振る男達にもドラマがある。殺伐とした世界なのにエロいってなに?

おやじ男優Zしか知らなかったから、また違う角度から池島ゆたか監督が伺い知れた気がする。
すっごく魅力ある作品ばかり。またTSUTAYAで借りよ。今度はもっとたくさん借りるんだぁ。全部見たい♪

ピンク映画の良さが分かったよ( *´艸`)






プロフィール

月緒さん

Author:月緒さん
現役風俗嬢ライター。

GAL COLLECTIONにてコラム連載中
http://www.soapland-gc.com

Tokyo Borderless TVにて『吉原キネマ』毎週土曜日配信中
http://www.tokyoborderless.tv/

Twitter
tsukio_xoxo

お仕事の依頼などは
tsukio_2345@yahoo.co.jp
こちらから宜しくお願いします。



こちらのお店に在籍しています。
http://www.cote-dr.com/

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